雑談

懐かしい作家たち

マイケル・グルーバーなる新人作家の『夜の回帰線(上下)』が新潮文庫から刊行されていた。ハメット賞受賞作らしいが、まったく興味を惹かない内容であることよ……と思いつつ訳者(田口俊樹)のあとがきを読んでいて仰天。なんとこの作家、ロバート・K・タ…

最近の読書

更新を休んでいたからといって、何も読んでいなかったわけではない。たとえば小路幸也の第二長編『高く遠く空へ歌ううた』や斉藤純の官能小説集『ただよう薔薇の午後』については、時間が空けば感想を書いておきたいと思うし、井上一馬の小説集『モンキーア…